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2016/02/26  温故知新(3)

2016/02/26  温故知新(2)


温故知新(3)
2016/02/26

https://www.youtube.com/watch?v=hYgw7XRf5nc

もう一つはカメラのストロボのFlashを利用して、文字化しシンガーの歌とスポッティングしたものだ。川村氏は、あの団子三兄弟などCM業界の奇才だった佐藤雅彦教授に慶応で教えをこうたらしいが、やはり映像を含むメディアは既に芸術論や映像論だけではメディアデザインと言う新しい分野ではやっていけない。単なる映像実験ではなく、如何にして商業ベースへつなげるか?それと工学的な考えかたが出来ないと駄目なんだ、、、。リーマンショック、そして東日本大震災の後政治の混迷と低迷で今までも「Japain」「Japassing」そしてこの政治の体たらくでは「Japaned」そう言えばその昔、ジャパンと言う名の国があったそうな、、、。そうならない為にも、大切な事は「どうアナログ的アイディアをデジタル化できるか。発想のA/D変換だ。古いものを知って新しきを知る。温故知新= 発想のA/D変換だと確信した。
温故知新(2)
2016/02/26

3部のパネラー 川村真司氏の作品、特に導き出されるアイディアは非常に勉強になる。
「rainbow hand book」ノートや本のはじにキャラクターを描き遊んだ方も多いと思うが、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の虹の色を描いたページをパラパラとめくれば、その本の空間に虹が現れる。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=RE5PEs7aiAA

「映し鏡」の発想も面白い。ミュージックプロモーションだが、そこにウエッブカムを利用して、世界を結びあたらしい形のミュージック映像を創り上げている。
ウエッブカムで世界を繋ぐ。インターネットが普及して多くなったのが、耳年増ならぬ、知識年増達である。私も在職中にこういう方々に苦労したのを思い出す。
提案すると「そんなの出来るよ。今更なに?」と言ってやろうとはしない。最悪の方々だった。やるとやらないとでは雲泥の差だ。やる事は失敗してもそれは失敗ではない。成功の為の足掛かりなのだから。


温故知新(1)
2016/02/26

先日東京工芸大学で開催されているNY ADC展に行ってきた。
パネルデスカッションでは浅葉克美氏、K2の長友啓典氏、日本での企画展に尽力していらっしゃる元 NYADC 理事のモリタ みのる氏 進行は東京工芸大学 廣村正彰教授。
アートディレクター巨匠達の作品や裏話、特に浅葉氏の「カミソリ浅葉」ライトパブリシティ在職中、良いと思う作品を切り取っていたらしい。良きアメリカン ドリームのアートディレクター達の話には浅葉さん、長友さん、モリタさん各々の話が聞けた。最後に卓球6段の浅葉さんが、客席に「よみがえれ、日本。よみがえれ、東北。」 のメッセージがプリントされたピンポン玉を幾つも打ち込んでいた。場を和ませる仕掛けは今も変わらない。浅葉さんらしい閉めだ。3部のパネラー 川村真司氏の作品にもシャッターをバシバシきっていた。やはり、貪欲であり、ハングリー精神は今も健在だ。新しい技法やアイディアにも貪欲だ。「剃刀 浅葉」は今も健在でした。
Think DifferentとMake Differentの狭間で。(5)
2016/02/26

広告も、国内のCMにしても面白いものが少なくなった。カンヌ広告祭、One Show、NYADC  Ad festで受賞した海外CM作品等そのアイディアの質は、この世界経済不況の中でも衰えていない。「昭和は良かった。広告がその時代の文化の寵児だった。」全日本CMフェスティバル 杉山賞、杉山登志さんの資生堂のCM作品は今でもそのプランニング、演出力は斬新に感じる。若くして命を絶った遺書 『リッチでないのにリッチな世界など分かりません。ハッピーでないのにハッピーな世界など描けません。夢がないのに 夢を売ることなどは……とても……嘘をついてもばれるものです』(杉山登志 Wikipediaより引用させて頂きました。http://ja.wikipedia.org/wiki/杉山登志)
巨匠の言葉の重みが、辛く身にしみてくる。でも、こんな閉塞した時代だからこそ「リッチでなくても、ハッピーでなくても、夢がないからこそ。皆が明るく笑えるそんなCMがもっとあっていいと思う。

Think DifferentとMake Differentの狭間で。(4)
2016/02/26

以前、デジタルサイネージの映像革新とアイディアを、ラルフローレンのNYとロンドンのショップで開催されたイベントとH&Mのアムステルダム店舗で開催されたもので紹介させて頂いたが、今は更に進化いているみたいだ。韓国 Hyundaiのコンセプトワード 「Make Different」をテーマに展開されていた。今までのMapping Projection は建物に投影して3D映像や、CGを主に表現していたが、この表現技法に実際の車とドライバーをそこに加えている。デジタルサイネージの拡張現実の逆みたいな感じだ。韓国のサムソンにしても、Hyundaiにしても世界標準レベルの企業へと成長している。
https://www.youtube.com/watch?v=tu0TRA6a21Q

その反面、日本の大企業、特に家電品、パソコンなどの精密機器メーカー等、あらゆる企業が技術者をないがしろにしていた、そのつけが今になって、まわってきているのだろう。韓国にしても中国にしても、日本にちかずけをスローガンに、流出する日本の技術者から、そのノウハウを習得してしまった。
Think Different とMake Differentの狭間で。(3)
2016/02/26

「松下電器は、人を作っている会社です。併せて電器も作っています」と何時も語った松下幸之助氏。「人の心の琴線に触れる物を作りなさい。」ソニーの盛田昭夫氏 そして本田宗一郎氏の「1パーセントの成功のため、得意な分野でさえ99パーセントのつまづきを経験した。」Googleがモトローラーを買収したが、これからはiPhone とAndroid の戦いになるであろう。独自に発達してきた日本のガラパゴス携帯と同じ様に、他の商品も考えた方が良いだろう。「世界標準とはなんだろう?」かと。
ジョブス氏の「Stay Hungry! Stay Foolish!」若者達だけの言葉ではない、我々中高年にも言える。「ハングリーであれ。そして、バカであれ。」
特に経営者達がまず、「ハングリーであれ。そして、バカであれ。」この言葉が深みを帯て、頭にガツンとくる。
Think Different とMake Differentの狭間で。(2)
2016/02/26

スティーブジョブス氏がスタンフォード大学での卒業生に贈った言葉は
膵臓癌と言う死を宣告された者だからこそ、説得力もあり、どう生きてどう死ぬか、今生きているが、明日はどうなるか判らない。だから今日を生き抜く。
今の日本の経営者で、スティーブジョブス氏の様に、ここまで説得力のある話が出来るだろうか。
今は駄目になった日本にも、昔は我々に数多くのメッセージを残してくれた先人達がいた。

Think Different とMake Differentの狭間で。(1)
2016/02/26

Apple Computer CEOのスティーブジョブス(最高経営責任者)がこの世を去ってこの秋で5年となってしまう。月日が流れるのは早い。iPad2 iOS5 のプレゼンテーションを無事済ませての辞任だった。Windows パソコンも使うが、やはりマックの質が高いと思うし、使い易い。Windows派は使いずらいと言うかもしれないが。
特にプレゼンテーションを主に行う事が多い中、テンプレートも優れている。
ヘタクソな私のレイアウトを巧く処理してくれる。自分の作品等の編集もiMovieのテンプレートが、作品の質まで高めてくれる。ハイエンドで編集したら大変な事を
いとも簡単に処理してくれる。今、こうしていられるのは私にAppleを教えてくれたスタッフとジョブス氏かも知れない。もちろんジョブス氏に会った事もないが。
勝手にそう思っている。スタッフだった彼はカメラマンから編集そして、ソフト開発となんでも出来る有能な人だ。要はジョブズさんと、この手厳しいスタッフのお陰で自分がスキルアップ出来たと感謝している。Think Different は1997年のアップルコンピュータのCMだ。多くの名作があるが、秀逸なCM作品だ。
白熱教室を何処までやれるか?(2)
2016/02/26

エドワード・デ-ボーノ博士の6つの帽子の考え方は、非常に為になる。但しこれをやるとなると、それなりの現場経験と学生さんを上手に誘導できる相当な教え上手でないと、非常にまずい方向となるだろう。プレゼンの空中分解だ。プレゼンは面白みもあるが、間違った誘導を学生さんにする可能性も大きい。また、こういうところで、発言できるベースをまずは作らないとダメだ。彼らはスタンフォードの学生達ではない。中学、高校と学び方を教わってきていない。単に他者、いや友人も蹴落とす、それだけのテクニックは持っている。でもそんなもん何の意味もない。このスタンフォード「若手経営者育成ゼミ」は医学 工学を学ぶ学生の為めの演習である事にも驚いた。自分の考えている事がどれだけ素晴らしいアイディアなのか、それを伝える力がプレゼンテーションのスキルだ。
中学時代数学が得意だった。高校では嫌いな英語が得意科目となった。理由は一つ。答えは一つだったから。Σの大学出題問題を解いて朝となったが、その時の爽快感ーは今でも忘れていない。英語は逆に答えは幾らでもある。
学ぶ事の楽しさをまずは教えることだろう。ゆっくりと。「会議が変わる6つの帽子」は絶版ではないが、完売らしい。1800円しない単行本だが、今では¥14800円 以前は¥20000円でアマゾンが中古本で扱っている。
コンサートのダフ屋じゃあるまいし、感情を表す赤い帽子で「滅茶苦茶な値段をつけるな!馬鹿野郎!」と叫びたい。
白熱教室を何処までやれるか?(1)
2016/02/26

スタンフォード大学のロールプレイング演習は、プレゼンテーション技法を教える側として非常に勉強になった。ティナ・ シーリング先生の戦略的なアイディアの伝授方法は、学生諸君に自由なアイディア、発想法を導いている。特に演習の中での、デボノ博士の6Hat Thinking は、無駄のない効率の良いミーティングとなる。現場時代 T社担当のディレクターの部下だったので、戦略的な発想法やKJ法の考え方などを叩き込まれた。
おかげで、クリエーティブのプレゼントシートばかりでなく、マーケ戦略も作れた。
当たり前の、クライアントも知っている事をプレゼンするマーケッター等100害あって一利なし。勝てるプレゼンも負けてしまう。現場時代、若手の指導もさせて頂いたが、ティナ先生の様な、自由な発送でなかった事が悔やまれる。ロジカルはロジカルで良いのだが、現場から離れた課題の方がアイデアも広がるだろう。
やはり遊び心が大切だし、遊ばせる心を育む事だ。反省しきりである。
車内の広告合戦
2016/02/26

最近JRにしても地下鉄にしても私鉄にしても、その節操のないくらい広告スペースを取りはじめている。そこまでしないと稼げない。ところで先日、小田急線で鵠沼海岸に向かう途中にふと目線をあげると長い、麦酒の広告だった。そのままタグラインを読むと、「ウキウキ♫ ぷはーっ!とのどごし。」アレ?アサヒとキリンビールが並んでいたのだ。
タグラインも違和感なく繋がっても読める?
営業の時に製薬会社担当の頃新聞も担当していたが、明日の紙面で何度も新聞局から連絡が入ったものだ。
競合製薬会社の広告対向である。例えば4面で10段が担当するクライアントのドリンク剤とすると、5面10段で競合ドリンク剤。これはどちらも嫌がる訳なんですね。
もちろんクライアントに確認して、今回は譲るとして次回良いメンドリ、場合によっては10段空いたら、無料で載せてもらう。そんなかけひきとなる。
車内刷りでも、競合会社と一緒に貼ってしまう事も起こるのだろう。
しかし、ここいらはプロとして思慮すべきことが、、、、、。
そういう人もいなくなった広告業界かと思うと、淋しいものだ。

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